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タマネギ |
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タマネギの起源は、インド、アフガニスタン、中央アジアとされており、紀元前数千年から栽培されたといわれています。これらの近辺の国から拡がりヨーロッパ各地で品種改良が進められ生食用の甘タマネギや白タマネギが作り出されました。日本には、明治になりアメリカから北海道と大阪に輸入され本格的な栽培が始まり、戦後、消費の拡大に伴って生産面積がいちじるしく増加しました。
和歌山県の生産面積は、昭和40年代では、2,010ha(JA紀の里管内は895ha)と、兵庫県、愛知県と全国で2〜3位を競う産地でしたが、減少傾向にあります。その要因としては、輸入自由化による販売価格の不安定、生産農家の高齢化、兼業化が進んだこと、また和歌山県は果樹との複合経営が多く、農作業が重複することも考えられます。 |
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一般的な黄タマネギの他、生食に向く白タマネギ、甘くサラダ向きの赤タマネギ、葉をネギ同様に使う葉タマネギ、小型のシャロットなどがあります。
JA紀の里管内で主に栽培されている品種は、早生系(5月上旬収穫)は、七宝早生7号・ソニック。中生系(5月下旬収穫)は、ターザン・さつき・ターボで、生産量は大きく減少したものの、古くからの主産地として市場では根強い人気があります。 |
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管内の栽培面積 105ha (H17近畿農政局和歌山農政事務所調べ)
出荷量 810t (H17JA紀の里販売実績より) |
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| 水稲の裏作として、秋に種を播き、春に収穫後、再び水稲が栽培されます。 |

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- 播種から育苗 (9月下旬)
水稲を作付けせずに準備しておいた播種床に種を播く。
苗は約50日間育てられ、植付けの時を待つ。
- 定植 (11月中旬)
水稲を刈り取った後、土作り(稲わら等の有機物を投入すること)を終え、畝立てをして整然と植え付けられる。単純作業ではあるが、長時間腰をかがめた作業が続き、かなり重労働である。
- 管理作業 (冬期)
雑草の発生を抑え、厳しい寒さから根を守るため株元に稲わら堆肥(稲わらを細かく切断し腐らせたもの)を敷く。これが後作の水稲のための土作りにもなる。
- 収穫 (5月)
定植作業同様、かなり重労働である。
省力化を図るため、収穫機を導入し効率よく、大面積を栽培する農家もある。
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出荷の形態には2通り。ひとつは収穫後、選果選別されそのまま出荷される"青切り"という方法。もうひとつは収穫後、葉を全て切断せずに束ねられ、そのまま風通しの良い小屋に吊るされた後、計画的に選果場に持ち込み出荷される"吊り玉"という方法です。
このような形態により4月から9月まで計画的に市場に出荷されています。 |
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タマネギに含まれる色素の一つであるケルセチンは、体内でのビタミンEやカロチンなどの減少を抑え、動脈硬化を予防する効果が期待できます。
ケルセチンと、人の涙の原因となる硫化アリル(ネギ臭の素)は、がんを引き起こす物質の働きを抑えることが分かっています。さらに、タマネギの食物繊維には、発がん関連物質を吸着し、体の外へ排出する作用もあります。また、硫化アリルは胃の消化液の分泌を促し、食欲を増進させることでも知られています。 |
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