 |
 |
トマト |
 |
|
|
|
 |
トマトの原産地は、南アメリカの西部高原地帯といわれていますが、食用に改良されたのは16世紀に入ってから。イタリアでは生食用から加工用に急速な発展をとげ、現在の盛んな栽培に及んでいます。
日本への渡来は、18世紀の初期ですが当時はむしろ観賞用として取扱われ、生食用としての生産は昭和10年以降とみられています。戦後はさらに育種改良され固定種からF1品種の栽培が盛んになり、昭和50年代後半になると果実が硬く、日持ち食味の優れた完熟系品種が登場しました。昭和58年に発表された桃太郎は、桃色果で固く、高糖度で食味が優れ大玉トマトの主流となりました。
現在では、トマトの生産はきわめて盛んで、周年供給が行われ、最も重要な野菜の一つとなっている。 |
|
|
大きく分けて生食用と加工用に分類されます。生食用の中には、大玉トマト・ミニトマトがあり、近年その中間の中玉トマト(ミディ
系)の生産も増加しています。加工用品種では、加工会社(カゴメ)が育種したカゴメ77やNDM051が主力品種です。
JA紀の里管内で生産されているトマトの大半は大玉のトマトで、品種は桃太郎系統の高品質、高糖度の品種が多いです。また、ミディ系も個性商品として人気が高まっています。 |
 |
|
 |
管内の栽培面積 15ha (H17近畿農政局和歌山農政事務所調べ)
管内の出荷量 241t (H17JA紀の里販売実績より) |
|
 |
有機質堆肥を多く投入し、有機肥料を中心に使用しトマト本来の特性が発揮できる土作りに力を入れ、高品質で高糖度なトマトを生産しています。
マルハナバチ(ミツバチより少し大きい)による自然交配や非散布型殺虫剤(ラノーテープ)の導入により、薬剤散布回数の低減に積極的に取り組んでいます。また通常の薬剤散布にも、ハチにやさしい農薬を散布することで、減農薬のトマト作りを実践しています。
一般的には、大玉トマトの糖度は5〜6度のものが多いですが、中には特殊な栽培方法で糖度8度以上の高糖度と呼ばれる商品が増えつつあります。しかしこのトマト作りにはリスクが大きく従来の栽培にくらべ、玉の大きさが極端に小さくなり収量も激減します。 |
|
 |
| 安全で高品質な農産物生産に務める農業者を和歌山県が認定する制度、『エコファーマー』の積極的な取得を行っています。 |
|
 |
| ほとんどが階級別に選別・箱詰めされ市場出荷されていますが、一部ではスーパーとの直接取引きを行い糖度別に販売している商品もあります。 |
 |
|
 |
| ビタミン類やミネラルが豊富で、ヨーロッパには「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど。特に注目されているのがリコピンの抗酸作用で、体内で活性酸素が増えるのを抑え、体内組織が酸化する障害から守る作用があります。 |
|