桃
 

桃のデザートレシピ
冷たい桃の食感がたまらなく爽快。暑い季節にもってこいの一品。
材料【6人分】
モモ(3個)、シロップ(カップ3分の1)、砂糖(100g)
作り方
1. モモは種のところまでぐるりと包丁を入れて両手をねじり、2つに割る。
種はスプーンで除く。
2 鍋に湯を沸かし、(1)のモモをさっとくぐらせて水にとり、皮をむく。
3 鍋に、シロップ、水カップ11/2、砂糖を入れて火にかける。
煮立ったらモモを入れ、紙ぶたをして10分煮て、そのまま冷やす。
4 (3)を密閉容器に移して冷蔵庫で冷やす。器に盛りできあがり。

こちらはあつあつのお菓子。
材料【2人分】
フランスパン(1cm厚み3〜4枚)、桃(1個)、卵(小1個)、卵黄(小1個分)、砂糖(20g)、バニラビーンズかエッセンス(適宜)、牛乳(180cc)
作り方
1. パンはカリッとなるまでトーストしておく。
2 桃は皮をむいて食べやすくする。
3 卵と卵黄をボウルに入れ、泡立てないように溶きほぐし、砂糖、バニラエッセンスを加える。
牛乳も加え、砂糖が溶けるまで混ぜる。
4 耐熱容器にバターを薄くぬり、パンを並べて3の液を半量注ぐ(A)。十分に吸ったらオーブントースターで7〜8分焼く。
5 残りの液を流し、桃を並べ(B)、さらに7〜8分卵液が固まるまで焼く。
途中で縁の方が焦げそうなら、アルミホイルで縁カバーする。


桃写真1 桃はバラ科サクラ属の落葉果樹で,原産地は中国黄河上流の高原地帯。そこからヨーロッパ、中国を経て日本に渡来したと言われてます。和歌山県の桃の栽培は、今の桃山町に始まり200年の歴史があります。
 JA紀の里では桃は最も生産額の多い農産物で、和歌山県の桃山町をリーダーに昭和50年代後半より管内全域に急速に増加しました。
 ちなみに和歌山県は山梨、福島、長野に続く生産量となっており、桃の産地が東日本に多い中にあって西日本最大の桃の産地となっています。


●管内で栽培されている主な品種
ももやまはくほう
桃山白鳳
6月下旬に成熟し収穫。酸味が少なく、果肉は乳白色で果汁が多い。
ひかわはくほう
日川白鳳
6月下旬から7月上旬に収穫。桃の中で早くから熟し、色は濃く、果頂部は暗赤色となる。白い果肉は果汁が多く、甘味もある。
やはたはくほう
八幡白鳳
7月上旬に収穫。果汁が多く甘い。美しい赤色に色づく。
はくほう
白鳳
7月上旬〜下旬に収穫。和歌山県の主要品種。ピンク色に染まる外観は美しく、桃の王様といえる。白い果肉は果汁が多い。酸味が少なく上品な味。
しみずはくとう
清水白桃
7月下旬〜8月上旬に収穫。他の品種に比べ色がつきにくい。
れいほう
嶺鳳
7月下旬〜8月上旬に収穫。粉河地区を中心に栽培。
かわなかじま
はくとう
川中島白桃
8月上旬〜中旬に収穫。お盆の時期にあわせて導入されました。また色が付き易い為収穫時には注意を要します。

栽培面積  585ha (H17近畿農政局和歌山農政事務所調べ)
出荷量   5957t (H17JA紀の里販売実績より)


 成熟した桃の中には甘味の元であるショ糖が含まれており、速効性のある栄養源です。また各種ビタミンやミネラルはそれほど多くは含まれていませんが食物繊維のペクチンが豊富に含まれています。このペクチンには整腸作用があり、便秘を解消する効果やコレステロール正常化作用、腸内細菌そう改善作用が期待できます。更に近年ではインスリンの働きを活発にし糖尿病予防効果につながるのでは?と言われています。
 
●開花  4月上旬
 4月上旬、桃の花が開花します。桜より少しだけ早くの開花です。桃栽培の盛んな管内は一面桃色に染まります。遠方からもお花見にたくさんいらっしゃいます。桃栽培発祥の地、桃山町では桃山祭りも開催され、華やかでにぎやかな季節です。

●人工受粉  4月上旬
 桃は品種によっては花粉を持たないものや、花粉の少ない品種があります。そうした品種には毛ばたきに花粉をつけて受粉するなどの作業が必要になります。

●摘蕾(花)・摘果  4月中旬〜5月中旬
 摘蕾は不必要な蕾(花)を除去することで貯蔵養分を有効に活用し、大きな果実を作るために行います。摘果とは生産安定、高品質生産のために形の悪い実などを除去する作業で3回程度に分けて行います。

●袋かけ  5月中旬〜6月上旬
 品質の良いものだけを選別し,袋掛けを行います。
 袋かけは、果実の着色・外観の向上や病害虫被害の防止のために、一つ一つの桃に専用の袋をかけていきます。果実一つ一つに袋を掛けるのはなかか大変な作業です。

 袋は収穫の10日前頃にはずし、実に光を当てます。
 この写真は二重袋を使用したものです。外側の袋を取り除き内側の薄い袋を残します。


   袋を外したばかりの桃。まだまだ青いです。

●収穫・選果  6月中旬〜8月上旬
 
 4月の始めに桜とともに、きれいな花を咲かせて目を楽しませてくれた桃。その果実が大きく育てばいよいよ出荷の時期になります。

 袋を外して数日で色が付き、見慣れた桃の果実になります。桃は収穫するタイミングが難しく、早すぎると味が悪く、遅くなると柔らかくなり出荷できなくなります。ほんの1日で品質を大きく左右するので、果実一つ一つの熟度を確かめながら、傷めない様に収穫していきます。桃の農家では毎日、収穫と箱詰め作業が続きます。
 早生桃の出荷に始まり、中生桃の白鳳、晩生桃の清水白桃、川中島白桃といくつかの品種を受け継ぎながら、8月上旬頃まで続きます。
 選果場で桃をひとつひとつ丁寧に箱詰めしていきます。特に桃の皮は大変薄いので搬送中に痛まないようにフルーツキャップと呼ばれる保護資材を使うことがあります。
 


●出荷  6月中旬〜8月上旬

 桃はデリケートで日持ちしないので、早朝に収穫し、その日のうちに全国に出荷されます。運搬も揺らして傷めないように気を配られます。
 市場に出荷されるほか、管内の直売所や選果場でも販売されます。贈答シーズンになると直売所は宅配の申し込みで大変混雑します。多い人では5,6ケースまとめて注文する方もいらっしゃいます。

←JA紀の里の直売所「めっけもん広場」。
毎日多くの人が訪れます。6月〜8月にかけて桃はめっけもん広場の主役です。
●礼肥  8月中旬〜下旬
 収穫の終わった樹にお礼の意味を込めて肥料をやります。そのため「礼肥え」と言われます。収穫で疲れた樹の栄養補給です。
●元肥  10月上旬
 次の桃作りに向けての土作りです。翌年の桃作りの元になるので「元肥え」と呼ばれます。礼肥の2倍以上の肥料を施用し、栄養たっぷりな土を作って次の桃作りに臨みます。
 


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